CASE
西田を派手に
使ってみた
西田精麦の若手社員は、どんな挑戦をしているのか。
社運を背負う一大プロジェクトや会社初の取り組みの過程で、
実際に何が起こったのか?をインタビュー形式でご紹介します。
USING
NISHIDA CASE #01


全国各地から運ばれてくる大麦や米などを保管する、西田精麦の穀物倉庫。その収容量は7,000トンに及ぶが、建築から30年が経った今すでに倉庫は満タンになっていた。すぐに新しい倉庫を建てなくては、会社全体での商品の生産量拡大ができない。新倉庫設立のプロジェクトの中核を担ったのは、当時入社2年目の社員だった。プロジェクトに与えられた予算は5億8,500万円。
はたして社運を背負ったプロジェクトの行方は!?
PROFILE
派手に使った張本人
- 関本 雄太 #管理部門 #営業倉庫チーム #入社5年目
- 2021年、第二新卒で入社。普段は倉庫にて品質管理を担い、庫内環境の管理や異物混入の確認などを行なっている。またフォークリフトによる荷物の運搬作業も担当し、品質管理からスムーズな物流まで幅広い業務を担当している。

使命は「月数百万円」の
コスト削減。
大先輩に混ざって
2年目社員が抜擢。
「いまの倉庫の運用だと、これ以上の生産量拡大は難しいな。」プロジェクトのきっかけは、社長と先輩との立ち話でした。当時は、自社の倉庫に収まりきらない穀物を社外の倉庫に管理してもらうため、数百万円もの保管コストを毎月支払っていたんです。そんな財政状況を打破するため、新倉庫の設立が計画されました。そこで品質管理のプロフェッショナルや、生産管理に携わる営業の先輩が集められたのですが…当時2年目の新人だった僕も、「こんな機会ないぞ」とプロジェクトに手を挙げたんです。

手段を選ばず
八代の土地を徹底調査。
半年もがいた
末に好立地を獲得。
ただ、このプロジェクトではいきなり土地探しに難航したんです。必要な面積は2,000坪以上で、かつ本社から離れてはいけない。そんな立地はなかなか見つからず…。それでも「できることは全部やろう!」と、個人的に知り合いの不動産屋へ直接連絡したこともありました。あらゆる可能性を捨てなかった結果、半年後にようやく条件に合う土地が見つかって。そのときはみんな大喜びでしたね。その後も、社外の専門家を招いて先輩と3人で間取りや動線の設計を考え抜きました。ただ、十分に広い立地を探し出せたからこそ、その後の設計はスムーズに進めることができたんです。
THE RESULT BY USING NISHIDA 派手に使った結果

7,000トンの
巨大倉庫が完成!
穀物の収容量は
以前の2倍に。
2,000坪の土地を探し出す。フォークリフトの操作に必要なスペースと、穀物の収容スペースとのバランスを考え抜く。多くの人と話し合いながら、1年後に収容量7,000トンの巨大倉庫が完成しました。この新設を通じて、私たちの会社は以前の約2倍量の穀物を保管できるように。このプロジェクトにかけた額は5億8,500万円。莫大な投資ですが、それでも10年で投資を回収できるほどの規模を誇っています。まだまだこの倉庫は運用が始まったばかりで、これからも課題は出てくるはず。ただ、これからこの倉庫が西田精麦の事業を拡大させ、自社の商品をさらに全国へ広めていくと信じています!
VOICE 社員の声
- 沢山の人の思いを背負う経験が
関本さんの成長に繋がったはず! - 初めて経験するものばかりで悩むことも多かったと思いますが、持ち前の人間力で周囲からの援助を受けながら竣工まで辿りつけたのだと思います!
USING
NISHIDA CASE #02


「西田精麦のブランドをつくろう」。そんな志から、ある日会社史上初となる「飲食店」の開設プロジェクトが立ち上がった。大麦などの穀物をサラダに加えた「グレインズサラダ」を商業施設で販売する「&AttA」。そのオーナーとして手を挙げたのは、中途入社2年目の社員だった。メニュー開発、価格設定、スタッフの人事。「飲食店オーナー」初心者の若手社員は、あらゆる課題を乗り越え経営を成功させることができるのか。挑戦が今始まる。
PROFILE
派手に使った張本人
- 大久保 魁馬 #食品部門 #企画開発チーム #入社3年目
- 新卒入社した肌着メーカーでは商品開発を担当。30歳を前に「もっとものづくりに注力したい」と西田精麦へ中途入社。食品部門の企画開発職として、入社当初は新商品の開発に携わっていたが、入社2年目から「&AttA」の運営に注力するように。

マーケター経験を活かして
自社ブランドを立ち上げたかった。
入社後はプライベートブランドの商品などを開発していたのですが、僕は何でも「やってみたい!」と思うタイプで。自社ブランドの立ち上げプロジェクトがあると知り、すぐに手を挙げたんです。「どんな店を開くか」を決める打ち合わせでは、毎回ブランディングやマーケティングのフレームワークを調べて臨んでいました。自分の業務と新店のプロジェクト。両立はかなり忙しかったのですが「開発経験のある自分が進めていかなきゃ」という責任を感じて。そんな努力が認められて、ある日「&AttAの責任者に専念してくれ」と社長直々に伝えられたんです。

立地の選定から接客力の向上まで
社長の頭脳も借りながら改善を続けた。
そこからは怒涛の日々でした。ターゲットとなる女性の方々へ何度もインタビューを行ったり、外部顧問の方とともに開店できる立地を探したり。オーナーとなった後も店長となった後も「メニューの原価率をどうするか」「人件費をどうコントロールするか」など、つねに社長に経営の相談をしていました。また、一緒に立ち上げを担当していた社員とも、定期的に新メニューを開発したり接客力を上げるための打ち合わせを行ったり。大変でしたが、同じ想いを持った仲間がいたおかげで、この時「楽しく働くってこういうことか!」と感じたんです。
THE RESULT BY USING NISHIDA 派手に使った結果

0からの挑戦が
身を結び
繁華街に2店舗目が
開店決定!
そうして開店から1年が経った頃。熊本での経営を軌道に乗せ、福岡・天神エリアでの2店舗目の出店が決まりました。天神エリアは人が多いですが家賃も高く、&AttAにとっては勝負の一手。店舗経営など未経験だった僕の挑戦がここまで来るとは、と感慨深いです。実は「自社ブランド」を立ち上げる計画は私の入社前から何年も続いていたものだったのですが、先輩方は本業もある分なかなかリソースを割けず停滞していたんです。それでも今回、自分が立ち上げに専念して仲間と「0から1」を生み出せたおかげで自信が持てましたし、会社のミッション・ビジョンを実現できていることにやりがいを感じています。この勢いを止めず、これからは「&AttA」の子会社化を目指していきたいです。
VOICE 社員の声
- 管理栄養士の自分に
トレンドを伝えてくれる。 - 大久保さんの尊敬しているところは、情報収集力。新しくオープンしたサラダ専門店の情報をキャッチし、すぐ共有してくださるんです!
- 落ち着きも熱量もある
頼れるリーダーです。 - 大久保さんは熱量がある反面、とても落ち着きがあって周りをよく見ている方なので、店舗の運営スタッフとしてはすごく助けられています!
SYSTEM 社内制度・福利厚生
自由自在に挑戦するための制度や
福利厚生をご紹介します。

